矯正治療|福岡市東区下原で歯科をお探しの方はおざさデンタルクリニックまで

矯正治療とは

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矯正治療は乱れた歯並びを整える「審美性の改善」と、かみ合わせを整える「機能性の改善」を目的とする治療です。矯正治療を行うことで、見た目がよくなるだけでなく、歯がかみ合う「かみ合わせ」が適切な位置に導かれます。そのため、食べ物をしっかりと噛めるようになり、歯磨きもしやすくなるため、むし歯や歯周病リスクを減らすことにもつながります。このような理由から、矯正治療はお子様だけではなく、幅広い年齢層の大人の方も治療をスタートしています。
※自由診療です。 ※歯の動き方には個人差があります。経過によっては、予定していた治療期間を延長することがあります。

ワイヤー矯正

ワイヤー矯正とは

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さまざまな歯並び・かみ合わせの症状に対応できるため、スタンダードな矯正方法として、多くの歯科医院で導入されています。歯の表面にブラケットと呼ばれる矯正装置を専用の接着剤で装着します。さらにブラケットにワイヤーを通して歯を連結させ、ワイヤーで引っ張る力を利用して歯を動かしていきます。治療中に装置が目立つなど口元の審美性が気になる方には、目立ちにくい白いブラケットや、ワイヤーのご用意があります。

ワイヤー矯正の種類

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ホワイトワイヤー

金属のワイヤーは口元で目立ちやすいですが、ワイヤーを白くすることで目立ちにくくなります。

デメリット
通常のワイヤーより料金が高くなります。
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ハーフリンガル

装置が目立ちやすい上の歯には裏側(舌側)にブラケットを装着し、下の歯はスタンダードと同様に表側にブラケットを装着します。下の歯は表側にブラケットを装着することで、装置が舌に当たる不快感やしゃべりにくさを抑えられます。

デメリット
スタンダードなワイヤー矯正に比べると料金が高くなります。
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リンガル

上下の歯の裏側(舌側)にブラケットを装着します。表側のみのワイヤー矯正よりもさらに口元の審美性を保ちつつ矯正治療を行えるため、見た目が気になる方におすすめです。

デメリット
舌にブラケットがあたり、一時的に痛みを感じたり、しゃべりづらくなることがあります。

マウスピース型矯正装置
(インビザライン)

マウスピース型矯正装置
(インビザライン)とは

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インビザラインは米国アライン・テクノロジー社が開発し、世界で1,500万人を超える方々が治療を受けている、マウスピース型矯正装置です。(2023年3月時点)

お口の中をスキャンしたデータをアメリカに送り、歯が希望の位置に移動するよう設計されたアライナーと呼ばれるマウスピースを数十枚製作します。届いたアライナーを数週間ごとに付け替えることで、歯を少しずつ動かしていきます。初回スキャンで採取したデータを基にコンピューターシステムで治療計画を立てるため、何度もスキャンを行う必要がありません。歯に少しずつ圧力をかけて動かしていくので、歯が動くことによる痛みを抑えられ、金属を一切使用していないため、金属アレルギーを心配する方にもおすすめです。 ※完成物薬機法対象外の矯正歯科装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。

入手経路、国内の承認医療薬等の有無、諸外国における安全性に係る情報
  • ・マウスピース型矯正装置(インビザライン)はインビザライン・ジャパン株式会社の製品であり、インビザライン・ジャパン株式会社を介して入手しています。
  • ・国内にもマウスピース型矯正装置として医薬品医療機器等法(薬機法)の承認を受けているものは複数存在します。
  • ・マウスピース型矯正装置(インビザライン)は1997年にFDA(米国食品医薬品局)により医療機器として承認を受けていて、これまでに治療を受けた人数は世界で1500万人に上りますが、重大な副作用の報告はありません。(2023年3月時点における「インビザライン・システム」および「インビザライン Goシステム」の合計)

マウスピース型矯正装置
(インビザライン)のメリット

  • 透明なアライナーなので
    気づかれにくい

    アライナーは透明なプラスチック製なので口元で目立ちにくく、周囲の人に矯正治療中だと気づかれません。

  • 違和感を抑えられる

    薄くて軽く、なめらかなフォルムであるため、お口の中を傷つける心配はありません。

  • 清潔感を維持できる

    自身で取り外しが可能なため、普段通りに歯磨きや口腔ケアを行えます。アライナーも洗浄剤などで洗浄が可能です。

  • 食事を普段通り楽しめる

    食事の際は、アライナーを取り外す必要があります。そのため食事制限などもなく、普段通りに食事を楽しめます。

  • 通院回数を抑えられる

    1~2ヶ月に1回のご来院が必要になります。ワイヤー矯正と比べると、通院頻度を抑えられ、忙しい方であっても計画的に治療を受けられます。

  • 金属アレルギーの心配がない

    アライナーはプラスチック製です。金属を一切使用しないため、金属アレルギーの方であっても治療をお受けいただけます。

マウスピース型矯正装置
(インビザライン)の
デメリット

  • ●適応できないケースもある

    歯並び・かみ合わせの状態によっては、マウスピース型矯正装置による矯正治療が難しく、ワイヤー矯正をご提案させていただくケースもございます。

  • ●装着管理を怠ると歯が計画的に
    動かない

    基本的に1日20時間以上の装着が必要になります。しかし食事や歯磨きの際には取り外す必要があり、装着を怠ってしまうと治療期間が延びたり、アライナーを作り直す必要がでてきます。

大人の矯正治療

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当院では、患者様の歯並び・かみ合わせに関するお悩みを詳しくおうかがいし、お悩みの症状を改善するために考えられる治療法をご案内させていただきます。また、ご自身で希望される治療法がある場合や、費用、治療期間のご相談もしていただけます。
矯正治療はお子様が受けるイメージがあるかもしれませんが、大人の方であっても矯正治療は可能です。大人の矯正の場合は年齢の上限はなく、歯や顎の骨(歯槽骨)の状態が良好であれば、矯正治療をお受けいただけます。ただし、むし歯や歯周病であった場合は、矯正治療前に改善をめざします。矯正治療を行うことで、歯並びの凸凹がなくなり歯磨きが行き届きやすくなるため、むし歯や歯周病予防にもつなげられます。

大人の矯正治療の流れ

  • STEP1

    カウンセリング
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    患者様がお悩みになっている歯並び・かみ合わせについて、おうかがいいたします。また、各矯正装置のメリット・デメリットや、治療期間や費用もできる限り詳しくご案内いたします。
  • STEP2

    精密検査
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    綿密な治療計画を立てるために、詳しく検査を行っていきます。歯型の採取やデジタルレントゲンでの撮影のほか、口腔内の写真撮影、機能検査を実施します。また、精密検査でむし歯や歯周病といった疾病が確認できた場合は、それらを優先的に治療してから、矯正治療へと移行します。
  • STEP3

    治療計画のご提案
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    カウンセリング内容と精密検査の結果を基に治療計画を立て、ご提案いたします。矯正装置の種類、治療方法、治療期間、費用にご納得いただけるように、治療に関する疑問や不安なことがあれば丁寧にご説明いたします。治療内容にご同意いただいた上で、次回以降に治療を開始します。
  • STEP4

    矯正治療の開始
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    矯正装置が準備でき、装着できたら、いよいよ矯正治療のスタートです。1ヶ月に1回程度の頻度で通院していただき、矯正装置の調整を行います。治療期間はお一人お一人異なるため、詳しくは治療計画のご提案の際にお伝えいたします。
  • STEP5

    保定
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    歯並び・かみ合わせが整い、矯正装置を外した後は、元の位置に歯が戻らないように、リテーナーと呼ばれる保定装置を装着します。保定期間は歯の位置を定着させることを目的に行われ、個人差はありますが、最初のうちは1ヶ月に1回、徐々に3ヶ月1回の頻度に移行していき、2~3年ほどの期間をかけて、最終的にリテーナーを使用しないでも安定した状態をめざします。
  • STEP6

    定期検診・メンテナンス
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    保定期間を終えて矯正治療が終了した後も、後戻りのリスクがともないます。また、むし歯や歯周病の予防や早期発見のために、定期検診とメンテナンスを行っていきましょう。当院では、一般歯科も行っておりますので、末永く患者様のお口の健康をサポートさせていただきたいと考えております。

子どもの矯正治療

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お子様の矯正治療は、次に生えてくる永久歯を適切な位置に導くための土台づくりを目的として行います。成長段階である時期に矯正治療を行うことで、お子様の顎の成長をコントロールして顎の幅を広げたり、永久歯が生えるスペースの確保ができます。また、大人と比べると子どもは顎の骨がやわらかく、歯が動きやすいといった特徴もあります。このように乳歯から永久歯への生えかわりの時期に矯正治療を行うことで、歯並び・かみ合わせに悪い影響を与えるクセを改善できたり、歯が磨きやすくなることで将来むし歯や歯周病になりにくいお口に導くことができます。

子どもの矯正治療の
対象期間

  • 第Ⅰ期治療

    乳歯と永久歯が混在する時期に実施されます。顎の成長する力を利用した矯正治療が可能なので、顎の幅を広げたり、顎の成長を抑えたりと、お子様の歯並び・かみ合わせの状態にあわせて治療していきます。第Ⅰ期治療を行うことで、第Ⅱ期治療へと移行したときに抜歯を回避できたり、第Ⅱ期治療を行う必要がなくなる可能性もあります。

  • 第Ⅱ期治療

    永久歯がすべて生え揃ったところから行います。大人の矯正治療と同様に、ワイヤー矯正やマウスピース型矯正装置といった矯正装置を用いて、治療を行っていきます。顎の成長がほぼ完了しているため、歯をきれいに並べていくスペースが確保されていないと、抜歯が検討される場合もあります。

子どもの矯正治療の装置

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拡大床

歯を並べるスペースが足りない場合、顎の幅を外側に広げることで、第Ⅱ期治療で抜歯を行う可能性を抑えられます。自身での取り外しができるので、食事や歯磨きは取り外した状態で普段通りに行えます。

デメリット
装着時間が十分でなかった場合は、計画通りに治療を進められない恐れもあります。
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リンガルアーチ

歯の裏側にアーチ型の金属ワイヤーを装着し、ワイヤーの弾力で歯を動かす装置です。奥歯を固定源にしてワイヤーを装着します。早期に乳歯が抜けてしまった時や下顎の成長を抑える際に活用されます。歯の裏側にワイヤーが位置するため、口元で目立ちにくいのが特徴です。

デメリット
固定式になっているので、自身での着脱は行えません。
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機能的矯正装置

取り外し可能な矯正装置であり、おもに就寝時に装着します。食事や歯磨き時には取り外しできるので、これまで通りに食事を楽しめたり、歯磨きも普段通りに行えます。 口周りの筋肉の働きを利用して、適切なかみ合わせに導いていくことができます。

デメリット
装着時間を守らないと治療期間が長くなります。